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映画『くちづけ』

風の強い日、映画『くちづけ』を見てきた。もともとは、東京セレソン・デラックスの舞台。なので、舞台を思わせるような構成。舞台はほとんどがひまわり荘というグループホーム。複数台のカメラで撮った映像を組み合わせて臨場感を出す。

意地の悪い言い方をすれば、お涙ちょうだいに見えるのだが(ところで、お涙ちょうだいというのは、市民劇の台頭以降出てきた形式というか見せ方なので、非常に近代的なもの。感傷的な、ということだ。だから、作品そのものを貶めるような意味はない)、体のいいハッピーエンディングにしていないことが、主題の含む問題の根深さを教えてくれる。主演の竹中直人、それから宅間孝行が素晴らしかった。トップにあるあの映像、作中ではスライドの中の一枚。

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