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仕事が出来る人のそば

とある原稿の校正のやりとりをしていて、相手の反応が非常に早い。基本的に原稿に追加や修正が多いのは困るはずなので、直すべき場所だけを伝える。受取の連絡なんかも早いのだが、修正の対象としていない箇所について、「○○という語があるが、これは△△の勘違いではないだろうか?」と指摘をしてくれる。当該の箇所は、古いスペイン語ではそういうのだが今日使われていない単語だったので念のため確認ということであった。でも、よくそんなところをみているなあ、と感心させられる。どんなジャンルであれ、仕事が出来る人のそばにいたいものです。

(なお、その指摘があった箇所は作者がはじめのヴァージョンから手を加えたものなのだが、19世紀を通じてそちらの「古い」ヴァージョンが出版に際して採択されていた。さらに近年作成された電子テクストには修正が含まれている。テクストの信頼性を損なうので勝手にそんなことをしてはいけないはずなのだが。そんなわけで、ふたつの意味で出会いそうにない表現があったわけだが、ちょうどそこを指摘してくれたということが面白い。)

横浜でヒラリー・ハーンの演奏を聴きに行く。圧巻としかいいようがない。ヴァイオリンはこんなに素晴らしい楽器だったのだなあ、と感服。惜しみない拍手が送られ、二度のアンコールにこたえてもくれた。双眼鏡を持っていけばよかったなあ、と思う。巨大なホールなのにサイン会がそのあとあったことも驚きだが、演奏で深く心揺さぶられたのでそそくさと帰る。あと帰り道で仲道郁代さんのコンサートのチケットを買う。これは6月のはじめ。ちょうど一月くらい後。そのころまでに、いろいろな仕事が終息しているといいなあ。

今週は用事で久しぶりに大学に行ったり、他の予定も随分ある。体調管理だけが心配。

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