« 2013年4月 | トップページ | 2013年6月 »

2013年5月

増収増益の企業も軒並み値を下げている

過日、こういう記事を書いた。そして、増収増益の企業も軒並み値を下げている今、こんな絵に描いたようなことがあるんだなあ、と思う。中途のガス抜きが多ければバブル形成批判も避けやすい。ところで、そとで2000億だの1000億だの、という景気のいい話があるが、これはリターンが見込める算段があってのことかもしれない。だから、あらあら無駄遣いして、ということにはならないはずだ。

|

小野不由美『残穢』

山本周五郎賞受賞の小野不由美『残穢』、途中まではすごく面白いのだが、だんだん飽いて来るのは『屍鬼』同様。後者は、大学生の頃インフルエンザにかかって、臥せっているときに読んだ。どうでもいいが、小野不由美はその名前が怖い。『ゴーストハント』は音楽が怖かった。

ルポルタージュというか、ノンフィクション的な書き方が特徴の本作。平成、昭和の犯罪史を絡めつつ残滓としての怪異を扱っているのだが、収束し切れなかったり、伏線を回収できないのはご愛嬌。雰囲気を楽しむもの、のようだ。

|

Ana Popovic, Unconditional

ユーゴ出身Ana Popovicの『Unconditional』、尋常でないかっこよさ。ストラトから煙が吹き出ているなあ。

|

仕事が出来る人のそば

とある原稿の校正のやりとりをしていて、相手の反応が非常に早い。基本的に原稿に追加や修正が多いのは困るはずなので、直すべき場所だけを伝える。受取の連絡なんかも早いのだが、修正の対象としていない箇所について、「○○という語があるが、これは△△の勘違いではないだろうか?」と指摘をしてくれる。当該の箇所は、古いスペイン語ではそういうのだが今日使われていない単語だったので念のため確認ということであった。でも、よくそんなところをみているなあ、と感心させられる。どんなジャンルであれ、仕事が出来る人のそばにいたいものです。

(なお、その指摘があった箇所は作者がはじめのヴァージョンから手を加えたものなのだが、19世紀を通じてそちらの「古い」ヴァージョンが出版に際して採択されていた。さらに近年作成された電子テクストには修正が含まれている。テクストの信頼性を損なうので勝手にそんなことをしてはいけないはずなのだが。そんなわけで、ふたつの意味で出会いそうにない表現があったわけだが、ちょうどそこを指摘してくれたということが面白い。)

横浜でヒラリー・ハーンの演奏を聴きに行く。圧巻としかいいようがない。ヴァイオリンはこんなに素晴らしい楽器だったのだなあ、と感服。惜しみない拍手が送られ、二度のアンコールにこたえてもくれた。双眼鏡を持っていけばよかったなあ、と思う。巨大なホールなのにサイン会がそのあとあったことも驚きだが、演奏で深く心揺さぶられたのでそそくさと帰る。あと帰り道で仲道郁代さんのコンサートのチケットを買う。これは6月のはじめ。ちょうど一月くらい後。そのころまでに、いろいろな仕事が終息しているといいなあ。

今週は用事で久しぶりに大学に行ったり、他の予定も随分ある。体調管理だけが心配。

|

わざわざ損をしに行くようなもの。

今日はキュウリの苗と、鷹の爪の苗を植えた。夕方頃夕日が赤々と照っているのに窓を強く叩く雷雨。びっくり。連休も今日で終わるね。

多くの企業の決算発表が控えているし、連休が明けて株式市場がどうなるか、は楽しみだけれど、今資金を動かすのはよくないし、これから始めようという人はよした方がいいと思う。さまざまなところで来るべき株高への期待が叫ばれていて、いっぽうこれがバブルだという人もある。いずれにしても、不確定要素多数の相場に、今から参入するのはわざわざ損をしに行くようなもの。

アメリカが史上最高値を連発しているということは、そのうちに当たり前のことだが下落してくるので、それが落ち着いたところで、というのが次善。最善は、いずれまた暴落するときがあるので、そのときにゆっくり参入するために今は貯金をしておくというのがいい。今はいい方向にも悪い方向にも、安心感がないのだ。

そんなことより、僕は今必死に自分の書いた文章を翻訳している。だれだ、こんな難解な一文を書いたのは、と文句を言いながら訳しているのである。

Img_8781

|

Eric Johnson: Venus Isle

集中して本を読んだり、文章を書いたりするときには音楽を聴きながら、というのがなかなか出来ないのだが、今ちょっと種類の違う作業をしていて、ずっと音楽をかけっぱなし。

僕が高校3年生のときに出会って衝撃を受けたアルバムはエリック・ジョンソンの『Venus Isle 』なのだが、これを聴いている。僕はこれを二枚もっている。だからなんだ、ということもないが。ギターも素晴らしいが、ピアノも上手いんだよな、この人は。性格もよさそうで、いわゆるロックスターとは違う。

|

ポルトなどを飲んでおりますよ。

道を歩けばプリウスとアクアだらけで、そんななか初代プリウスを見つけるといとおしい気持ちになる。

遅ればせながらの連休入り。まあ、普段から長期休暇みたいなものだ。で、去年書いた原稿の校正刷りをチェックしたり、別件の調べ物などをしている。

カルロス三世が猟に出る姿をした有名な肖像画があるのだが、調べるとプラドにあるらしい。見たことない気がするなあ。その肖像は1787年ごろ、とされているので、亡くなる少し前。ガルシア・デ・ラ・ウエルタの『ラケル』で、ラケルが殺されるという決定的な瞬間に王アルフォンソは立ち会っていないのだが(遅れてやってくる)、そのとき彼は狩に出ていたのである。僕が何を言いたいか、勘のいい人なら分ってくれるはずだ。

日中は暖かいが、夜などまだ肌寒いこともあるのでポルトなどを飲んでおりますよ。

Porto

|

« 2013年4月 | トップページ | 2013年6月 »