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暑いのか寒いのか、分らない昨今の車内は村下孝蔵の『歌人‐ソングコレクション
』である。早すぎた死が余りにも惜しい。まもなく14年になろうというのか。
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Esquer Torres, Ramón. "Las prohibiciones de comedias y autos sacramentales en el siglo XVIII. Clima que rodeó a la Real Orden de 1765." Segismundo. T. II (1965). 187-226.
という素晴らしい論考があるが、これを読んでみて分ったのは、18世紀は元来演劇に寛容ではなかったということである。かくして劇場の封鎖、上演の禁止に向けての働きかけという例は枚挙に暇がないのであるが、その根底には風俗の紊乱、学生の遊興放蕩、伝染病の蔓延に対するおそれがある。くわえて、宗教的な主題を「低俗愚鈍」な旅芸人一座が上演することへの教会側の不快感がある。
では、カルロス3世の時代に演劇改革が可能になったのはなぜかというと、王がそもそもこの演劇というジャンルに関心を持たなかったからだろうという。じじつ、先行する二代の王(フェリペ5世、フェルナンド6世)はその締め付けに熱心であったのが、ここで事態が変化を迎え、次の王カルロス4世の時代には劇場の解禁を望む声が高まるのである。
じつに面白い。
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株式相場活況になるとFPや自称投資家が雨後の筍のように。こういうひとたちの話を聴くのは間違い。彼らはある意味で派生商品である、株で儲かる人の尻馬に乗る人たちなのだ。今、話を聴きにいくべきなのは税理士だと思うよ、僕は。
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阿部芙蓉美さんの新作『HOW TO LIVE
』を入手したのだけれど、今ひとつ。前作『沈黙の恋人
』のほうが良かったと思うのだけれど、どうだろう。インストアイベント、レコ発ライブともに行くつもりだけれど、過去作からの曲を楽しみに行くことになりそう。
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春学期、最初の週が終わったので、どのクラスにどれくらい学生がいて、というのがまあまあ分る。人数によってできること、できないことが変わってくるので、そのことを考えつつ授業の案内をする。
たとえば今年度は映画を沢山見るクラスがあるのだけれど、見た後でどういう授業にしていくか、アイディアが模糊曖昧としていた。でも、学生の顔を見て、「あ、これでいけそう」と方針が決まったり。これは、履修者のレベルが高い、というところに立脚してのこと。他の授業でも、これくらいのペースで、とかぼんやりとまとまってくる。
初回は大抵「この授業はしんどいので取らない方がいいよ!」という雰囲気を出しているため、「大丈夫かなあ」と心配しながら履修登録してくださる学生さんが多いのだろうけれど、実際は相手(授業の受け手である学生)のあることなので、そんなむちゃくちゃな授業はしない。どうぞご安心ください。焦らず、ゆっくり、いきましょう。
外国語の授業では殆ど当てはまることだと思うのだけれど、辞書は必ず持ってきて欲しい。1年生など、これから始めるという人などには辞書の案内もしているので、早めに手に入れていただきたい。辞書を持たずに授業に来るのは、素手で熊と戦うようなものなので。
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