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La misérable(悲惨な映画)

いろいろなところで話題になっていた映画『レ・ミゼラブル』を見に行ってきた。記事タイトルはわざと単数形、かつ女性形にしてあるがその理由は後ほど。

まだ2月も終わっていないが、今年見た最低な映画になることは疑いを入れず、僕のこれまでの人生で見てきたわずかばかりの映画のなかでもワーストのトップランカーになることは間違いない。

最高のキャストや音楽、原作に脚本に楽曲に、特殊技術やCG、そして莫大な予算を費やしてこれほど最低な映画が出来上がるというのは半ば奇跡といってよい。感動した、という人もあるかもしれないが、僕はその酷さに衝撃を覚えた。他の人も、ある割合においてはそれを感動と取り違えているんじゃないだろうか(幻滅もまた感動なのか)。いいところが沢山ある映画なのだが、トータルするとマイナスになっちゃうのがすごい。

たとえば歌が素晴らしいし、俳優も素晴らしいし、映像も面白い。なのになんでこんな鼻糞みたいな映画になるのか、また世の中にはお金を払う価値のない映画があるのだが、それを知る上でお金を払う価値のある希少な映画である。返す刀で岩波文庫 4冊買って帰って、一月くらい読むと、そのことがより実感できそうだ。

本当にすごい。映画Les misérablesはuna película miserableだ。

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