« 「Fly Forward」であった。 | トップページ | そうあってこそ薔薇なれば »

ハーバードシステム

傍証方式はハーバードシステムに準拠のこと、という要項があったので「ハーバードシステム」とは何か、と思うと著者名、発行年、題名、出版社。とする書き方。たとえば、

Marías, Javier, 1996. Cuando fui mortal, Madrid: Alfaguara.
とはいえ、「ハーバードシステム」を標榜しているのに、結構その中でバラバラで、全部コンマでつなぐところや、コロンを使用しないもの、出版社、出版地の順番になっていたりするものもあり、結局はその雑誌なり学会にあわせるしかない。

じゃあ、それを総じてハーバードシステムと呼ぶことにも問題があるかもしれないが、これは実際のところは著者名、年、というように書き手のあとにすぐ年が来るところが重要視されているので、その他の差異はあまり重要ではないらしい(実際APAと呼んでもいいだろう)。出版年が最後に来るのが、ヨーロッパに親しい人だと当たり前だが、このシステムは文中(Marías, 1996)と傍証できることが重要で、その意味では名前のあとに年がくる参考文献のほうが当然便利なのである。

僕も意識せずこうしていたことがあって、というのもMLAは書物でも論文でもタイトル(かその一部)を引用に際して書くことを指示しているのだが、いかんせん邪魔くさいのだ。だから、たいていの人は、最後の参考文献の書き方だけ注意すれば特に困難は憶えないはず。
で、面白かったのはなぜこの方式が「ハーバードシステム」と呼ばれているか、についてEli Cherninが書いた文章

|

« 「Fly Forward」であった。 | トップページ | そうあってこそ薔薇なれば »