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円高円安のことでなしに

大いに勘違いをしているのだと思うが、最近円高円安のことでなしに、「日本円は100円がほんとうは50円くらいの価値なんじゃないか」と思っている。たぶん、なかなか理解していただけないと思うのだが、ドイツ・マルクの気分なのだ。円高円安のことではない。むしろ、デノミの話に近い。

僕の知っているドイツマルクは、およそ2マルクで1ユーロだったので、ユーロの人の頭の中では50円だ。で、僕が日本で、日本円を使うときにメニュなりを半額で計算すると、なんとなくそれくらいの価値に見えてくるのだよね。コーヒー飲んでもそう、映画見てもそう。
例をあげよう。僕は割りにスペインで映画を見たほうだけれど、むかしは学生だと400ペセタくらいで見ることが出来たときもある。この前は6ユーロちょっと。で、ヨーロッパに住んでいる人の頭の中では、これは600円だ。僕が日本で映画を見に行くと、1800円なので、高いなあと感じるのがまあ第一の印象だとすると、これを半額くらいにする。で、900円くらいだと、ヨーロッパに比べて極端に高い、とはあながち言えない。これは、比べるものによって印象が変わってしまうので、たとえばスペインではビールが安いが、それと比較してもうまくない。逆に、日本で安くてスペインで高いものに比しても意味がない。しかし、僕が思っているのは、円高円安ということではなしに、日常生活の中で、円だけで生活する局面において、たしかに額面上は数字が大きくなっているのだけれど、実際のところはそうでもないんじゃないか、と感じているのだ。デフレになっているのに、通貨の数字の方が大きくなっているような、そうすると正しいところでバランスが取れているのでは。そう思っていた。逆に、為替のところで出ている数字こそ随分乖離しているように見える、のだ。

だからどうなの、という結論はないのだけれど、最近日本でお金を使う際に、頭の中でメニューを半額にしていますよ、という話。もちろん収入も半額だけどね。

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