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2012年11月

株式投資について僕が思う若干のことがら

株式投資について僕が思う若干のことがら:

どの銘柄を買うか、という判断をするのにさまざまな材料を集め、さまざまな視点から検討するのは楽しいが、実は株式投資の舞台に参入するタイミングがすべて。だから、日経平均が高いときに入った人は低いときに入った人にくらべて運用成績が基本的には(とても)悪い。問題は、日経平均の百年に一度の安値は百年に一度しかないはずなので、年あるいは数年で一番安いときを待ち続けられる人が最終的には強いはず。短いスパンで売り買いをする投資はスリルがあって楽しいが、それは別のスポーツ。理屈と傾向から考えて買い時だな、というタイミングがくるまで現金を貯めて置いて(たとえば2年くらい)、たとえば今年の10月頃にいろいろ買えた人が正しい投資を行ったわけである。情報を漁るのに労力を費やしたとしても、同じ効果は得られなかったに違いない。スリルは購えたかもしれないが。

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残念ながら。

運転免許を更新したら非接触型ICカードみたいになっていた。

運転免許試験場を出ると、献血お願いしますという赤十字のテントがあった。残念ながら僕はぜんそく患者であり、ステロイド服用者であり、かつ長期の海外渡航経験があるため献血できない。したとしても、廃棄されてしまうような血液の持ち主なのだ。で、お断りしながら立ち去るときの辛さよな。献血できる人はしてください。いろいろいいことがあるみたいですよ。
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どうにかこうにか11月を乗り切ったので(まあ、草臥れていただけだが)、「獺祭 純米大吟醸」を買って帰る。お金は気持ちよく使わないと、って『プライスレス』で言ってたし。
Dassai_2
ささやかに来月『エクスクレイヴ』最終号が出ることを予告。ささやかに、6号にて終焉。
8月に読んでいたRaquelについて、アイディアがまとまらない。仕方がないので読み返す、読み返す。その繰り返しだ。

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『009 Re: Cyborg』

で、公開から一月遅れの映画009』を見てきた。話は大したことないのだが、石ノ森(石森)×神山健治の描いた女の子は可愛いのだな、と思ったり(第一話がここで。手塚っぽさが濃厚)。それと初3Dだった。今はまだ、子供だまし感がぬぐえないけれど、もっといろいろ面白い作品が生まれるのだろうと思うと、それだけで楽しい。ONKYOの新しいCRである555を見る。なぜかダリのスピーカーと抱き合わせで売りたい戦略が見え見えだが、ダリはスペインとは関係がないデンマークのメーカー。僕だったらフォステクスデカイやつと組むのがいいと思う。

ネットラジオも視野に入れたCDレシーバーが今後標準になる可能性は大いにある。CDはピュアコンポーネント向き、普通の人はネットとつながって、クラウドのデータも聴けるというのが理想的か。今買って間違いなく得をするのは、案外お店をやっている人だと思う(有線代わりに)。しかし、オンキヨーもデノンも、この値段で売って大丈夫なのか。

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紅白出場おめでとう!

ももクロちゃん、紅白出場おめでとう!

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円高円安のことでなしに

大いに勘違いをしているのだと思うが、最近円高円安のことでなしに、「日本円は100円がほんとうは50円くらいの価値なんじゃないか」と思っている。たぶん、なかなか理解していただけないと思うのだが、ドイツ・マルクの気分なのだ。円高円安のことではない。むしろ、デノミの話に近い。

僕の知っているドイツマルクは、およそ2マルクで1ユーロだったので、ユーロの人の頭の中では50円だ。で、僕が日本で、日本円を使うときにメニュなりを半額で計算すると、なんとなくそれくらいの価値に見えてくるのだよね。コーヒー飲んでもそう、映画見てもそう。
例をあげよう。僕は割りにスペインで映画を見たほうだけれど、むかしは学生だと400ペセタくらいで見ることが出来たときもある。この前は6ユーロちょっと。で、ヨーロッパに住んでいる人の頭の中では、これは600円だ。僕が日本で映画を見に行くと、1800円なので、高いなあと感じるのがまあ第一の印象だとすると、これを半額くらいにする。で、900円くらいだと、ヨーロッパに比べて極端に高い、とはあながち言えない。これは、比べるものによって印象が変わってしまうので、たとえばスペインではビールが安いが、それと比較してもうまくない。逆に、日本で安くてスペインで高いものに比しても意味がない。しかし、僕が思っているのは、円高円安ということではなしに、日常生活の中で、円だけで生活する局面において、たしかに額面上は数字が大きくなっているのだけれど、実際のところはそうでもないんじゃないか、と感じているのだ。デフレになっているのに、通貨の数字の方が大きくなっているような、そうすると正しいところでバランスが取れているのでは。そう思っていた。逆に、為替のところで出ている数字こそ随分乖離しているように見える、のだ。

だからどうなの、という結論はないのだけれど、最近日本でお金を使う際に、頭の中でメニューを半額にしていますよ、という話。もちろん収入も半額だけどね。

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懐かしいひととき

さきに、スペインから日本に帰ってきて十日ほどした頃、思い立って昔住んでいたところに車で行ってみた。東京を抜け、埼玉を抜けてその先まで行った。ピンクフロイドの『Pulse 』をお供に、往路はDisc 1を、復路はDisk 2を聴きながら。

僕は10年以上帰っていなかったのだが、そこは子供時代を過ごした場所だったので大変懐かしかった。小学校とか、市の図書館とか。町並みも少し変わってしまっているけれど、基本的には田舎ののんびりした感じ。それから、公園なんかを見たり、自分の家や友達の住んでいた家のそばを通ったり。

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行って帰って7時間。結構大変なドライブだったけれど、そしてもう二度と戻ることはないのでは、と予想するけれど、とにかく懐かしいひとときでした。

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7年

免許更新のはがきが来て、はてと思ったのは視力のこと。めがねを作ったところで測ってもらった。ギリギリだろう、とのこと。ところでめがねは7年前から同じ度数で3本作っている。なので視力はゆるやかに衰えているのだが、それにしても7年か。

運転用のめがねを一本作ろうかね。
長い家の殺人』を読む。これが、デビュー作か。巻末、島田荘司による歌野についての回想も面白い。

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『ソハの地下水道』

普段あまり映画を見ない僕ながら、昨日見た『ソハの地下水道』は大変よかった。見てよかったな、という作品だった。

ナチスドイツがポーランドに侵攻、そこでもユダヤ人狩りを推進。ユダヤ人を密告すれば金になる、そんな世界だしユダヤ人を迫害し彼らから奪うことも当然のように思われている、そんな世界の話だ。
地下水道とは要するに下水道のことだが、そこにユダヤ人をかくまったポーランド人、レオポルド・ソハの話。実話に基づくという。
とはいえ、このソハは根っからの善人というわけではなくて、ユダヤ人から金品を受け取りながら、彼らを支援する。いや、弱みに付け込みながら、という方が正しい。それでも、ユダヤ人たちとの交流を通じて彼自身にも変化が生じていく。戦争の終局まで苛烈さを増していくホロコースト、14ヶ月間にわたって地下の悪臭紛々不衛生極まりない空間で、文字通り命を削るようにして再び太陽の光を目にする日を待ちわびた人たち。なんとも、すごい映画だったよ。
このたび、ジャックアンドベティで見てきたわけだが、こういう作品を上映してくれる名画座の有難さよな。今年のうちにもまた何度か足を運んでおきたいと思う作品がある。

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すごく勇気づけられる。

自分は毎週の授業で、音楽と本の紹介をしている。音楽はともかくとして、本は自身「もっとたくさん読んでおくべきだったなあ」という思いがあるのと、こんなに面白い、すごい、変な、本があるよ、という思いで紹介している。読んでくれなくてももちろんいいわけだが、そのときに僕が「どうせ読まないんだろ」と思っているわけではない。やっぱり読んで欲しい。今じゃなくてもさ、いつかさ。

本を紹介することだって、案外にエネルギのいることで、その前の週に読み返したりするわけで(時々は間に合わないが)。今年担当しているクラスに、僕が紹介する本をかなり綿密にフォローしてくれている人がいて、すごく勇気づけられる。

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楽しみ、だ。

秒読みではないが、Kindleが届いたらどうなるんだろう、と想像するとなんだか楽しい。パソコンを検索のために使うという人は案外タブレットでも十分。仕事で、とりわけ文字を書く仕事に携わっている人では、おそらく不十分だろう。もちろん、利便性が高く使用感の軽快な外付けキーボードが、あるいは今では想像もつかないようなインプット方法が開発されるなら話は別だが、今の時点では10本の指で文字を入力するというのは非常に正しい方法だ。

先だってある研究者と話していた折、取り掛かっている仕事があるときにコンピュータを取り替えるのは抵抗があるよね、ということになった。大きな仕事をしているときにたとえばPCが壊れる。でも、ソフトやデータを入れ替えても同じ機種でないと仕事がしづらいよね、という話。僕は今書いてる論文が書き終わった後、今使っているWindows XPの載っているPCが壊れたらubuntuに完全移行するつもり。その際は、キーボードだけが重要なファクタになるんだろう。
kindleがビジネスモデルとして収益を上げている元は、著作権のない作品のデータ売り上げなのだそうだ。すごいよね、その発想。海外にはグーテンベルクはじめ、いろいろ。日本にも青空文庫があるし、そうすると、これまで物理的にアクセスが困難であった作品や作家への接近が容易になるだろうし、そこから思いもしなかった成果を生み出す人があってしかるべきだ。これまで研究されていなかったものや、一顧だにされていなかった作品に光を当てることもあろう。とはいえ、それは電子化されたデータがあってのことだから、単純に手放しでその万能性を湛えるものではない。それでも、とても魅力的な世界だ。
それと、電子出版に本当の自由が訪れるのはそこからなのかもしれない、と思う。僕など紙媒体で雑誌を作っている人間なのだが、電子出版を否定するつもりは毛頭ない。だから、共存並存しつつ面白いものが生まれる可能性に、わりとわくわくする。そして思いもしなかった形でそれが現れるのだろうな、と思うとますます。作り手が、こうやって使ってね、と思った枠を越えてしまう人がいるのだろう。楽しみ、だ。

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『ローマヘ、愛をこめて』

ウディ・アレンの『ローマヘ、愛をこめて』を見たが、自分はこの人の映画が余り好きじゃないのだな、と再認識した。面白くないわけじゃないが、面白いわけじゃない。そんな作品。

クレージーももう、犬塚さんだけ。寂しい。
来年の卓上カレンダを買う。そろそろ予定を書き込んでいく。11月の予定は、いろいろ後まわしになっている。まずいなあ。

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降着装置

飛行機に乗るたびに、いろいろ不思議なことがあるのだが、最近は飛行機の足がすごいなあ、と思う。正確には降着装置というそうだが、よくこれだけの重量を支えられるなあ、と機上にあって思うのだ。

今年も残すところ、あと40日ほど。『009』見にいかなくては。

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『エマにかんする6つの点』

おかしなタイトルかもしれないが、『エマにかんする6つの点(Seis puntos sobre Emma)』という映画を、先日のスペイン行きのエール・フランス機の中で見た。ロベルト・ペレス・トレド監督作品(初の長編)。盲目のエマが主人公だが、全体では障害のある人間の性愛が扱われている。面白いテーマが多々織り込まれている。タイトルにかんしていえば、スペインの点字は6つの点で構成される。これを踏まえて、6つの断章によってエマについて、エマの望むものについて、そして最後にエマの手にしたものについてが描かれていく。トレーラーも見ることが出来る。

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A long list of ...

外国にいる間は、日本に帰ったらあれをしよう、これをしよう、どの本を読もう、という長いリストを作るのだけれど、いざ帰ってみるとなかなか達成できないことが多い。仕事や用件などは比較的早く着手するのだけれど、ほかのことはなかなか。

今回はとりあえずギターの弦を張り替えてみた。

Camps

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ささやかだけれど、役に立つ(かもしれない)こと

・スペインへの直行便は無いので、時間的制約があればKLMかエールフランスを利用することになる。後者の方が機内サービスはよさげ。時間があるなら、カタールがいいと聞いたが、自分で使ったことはない。

・KLMの荷重制限は、スーツケースひとつ23キロ、そのた機内持ち込み荷物ひとつに身の回りのものあるいはカメラなどひとつ。ただ、免税店などの買い物についてはこの限りではないようだ。
・EU内で乗り継ぎ必須であるわけだが、たとえばスペインでお酒を買って、オランダ乗換えの場合、購入物品の袋に封をしてくれる。これにより液体なので没収、ということを免れるらしい。スペインで酒や香水を買うときに覚えておく。また往路買ったものはスーツケースに入れておこう。
・スキポールは土産物屋が多い。買い物ガイドみたいなものが空港にある。多分その時安いものを載せてるのだろう。そういえば、他の空港でもその折々にセール品があるね。
・バルセロナから入る場合はアエロブスを利用すると早くて安い。なお滞在が9日以内であれば往復でチケットを買うとちょっとだけ安くなる。
・外国で、かつ外国語(スペイン語)で発表する場合、発表時間を20分として原稿は14ポ7枚程度にするとよい。原稿以外にも挨拶や冗談を言う人はなおさら、なおさら。20枚書いてくるスペイン人がいるが、ほとんど発表の体を成していない。これは日本でも同じ。
・人文系の発表でパワーポイントやスライドなど児戯に等しいが、テクストを多く引用するスタイルや、固有名などで耳慣れないものを扱う(たとえば、日本やその他外国の作家、研究者の名前を挙げたり、珍しい概念を用いるとき)なら有益。シンプルに、多くても20枚くらいのスライドにする。
・スライドはパワーポイントなどではなく、PDFにしてページごとにスライドにするとよい。アニメーションなんかは必要ないし。
・スペイン国内の移動に格安航空を利用するのは非常にメリットがあるが、地方空港の場合アクセスに注意。たとえば、カディスはひどかった。
・ライアンエアを今回初めて利用。座席指定と優先搭乗は費用対効果が顕著なのでぜひ。とはいえ、出来れば使いたくない航空会社。出発ゲートのあの長蛇の列は見てておかしかった。
・実施していない時期もあるかもしれないが、VISAのゴールドカードだと日本に帰ってきて空港からスーツケースを500円で自宅まで送れるサービスがある。利用条件として、当のカードを外国で使いましたよ、というレシートが必要。普通に送ると1600円くらいなので、是非利用したい。事前に確認すること。
・クレジットカードのキャッシングで、うまく処理できないATMに当たった場合は、その機械で二度トライしてはいけない。会計処理が行われていない場合でも引き出し可能残高が拘束されるため(二日ほど)。今回La Caixaでそういうことがあった。

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ふりかえる(2012年カディス行き)

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