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2010年12月

益体もない。

たとえばすごくかわいい女の子にカラオケに誘われて、やむを得ず断るにはどうしたらいいか。

「僕、聖飢魔IIしか歌えないから 」
っていえば良いと思うんだ。

自分は普段からまったく無益なことを考えて時間を浪費しているのだけれど、最近頼まれてもいないのに商業キャッチコピーを考えている(十代のときにintel insideのコピーを知ったときは驚いて、その後日本で「インテル、入ってる」というのを目にしてまた驚いた。頭韻が脚韻に変わってるじゃないか!)。

フレシネを見て:

「嬉しいね、フレシネ」

とか

誰も褒めないセレロンに:

「セレロン、入れろん」

とか、そんなことを思って師走を過ごしています。まったく無益だ。
Ivory_chips

ギターの高音弦に象牙のチップを装着。これはナイロンギターの弦を止める部分(ブリッジ)で楽器の表面に加わる力が減衰するのを防ぐ目的で、弦が自身を抑えるループの位置をずらすもの。ボールエンドなんかも理屈としてはこれだ。読んでも分からない人は無視してください。低音側はそのままナイロンにだけとりあえずつけてみたところ、パリっとした音がする。(整数倍ならびに整数分の1倍以外の)倍音成分が減って、なぜか自分がうまくなったように錯覚する。しかしそれは単に不要な倍音成分が減ったというだけのことなのでうまくなったわけではない。音が前に出る感じ。弾いた感触はパチンとしている。好みは分かれるところだけど、改造しづらいクラシックで普段とちがう演奏性を手軽に体験できるので、やってみる価値はあると思います。低音についても次に弦を換える際に試してみたいと思います。

ナイロン弦についてはほとんど切れたことがありません。あと悪く言う人が多いけれどオーガスティンで不満を覚えたこともありません。今は気分を変えてプロ・アルテを張っています。

皆様よい年の瀬をお過ごしください。

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見えなくても月はそこにある。

人は長所によって憎まれ、短所によって愛される。
もしそうでないなら、愛されていないし、憎まれてもいないだろう。

皆既月食は雲にさえぎられて見えず。
見えなくても月はそこに。

年内最後の授業が終わりました。これで一山超えた、と安心してはいけないんだろうと自戒する。そんな誕生日。お祝いのメッセージを下さった皆様、ありがとうございました。

素敵なクリスマスとよい新年をお迎えください。

¡Feliz Navidad y Feliz Año Nuevo!

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有川浩『三匹のおっさん』

日経平均は回復基調なのにこのところすっかり株を落としているポプラ社にはズッコケ三人組シリーズという不朽の名作があって、子供時代に読んだ、はまったという人は少なくないはず。似たような楽しみは石田衣良『4TEEN』でも味わえるだろうけれど、ほんわかするかというといまひとつか(なぜ彼は良い作品を書かなくなったのだろう、と最近読まない僕が思うのは大変身勝手か)。少年時代に形成されるこの遊び仲間は発達心理学でギャンググループという呼び名がある。社会性なんかを身につけたり、集団で生きていくうえでの機微を学ぶ上で学校よりもずっと大事なものだとおもう。さて、そのギャンググループが60歳を超えたおっさんたちの間に持続していたらどうなるか。有川浩さんの『三匹のおっさん』はそういうお話、といってもよいか。いつしか仲のいい友人などとは疎遠になってしまうもの。それでも、こうやってずっと仲良く年をとっていった還暦越えの仲間がいてもいい。しかも積極的に地域社会にコミットしていく物語。どうやって?正義の味方として。

ドラマも好調な『フリーター、家を買う。』、図書館愛とミリタリー愛が融合した『図書館戦争』(大好き!)でおなじみの著者。上質のエンターテインメントにしてすがすがしい大人の童話、相当の手だれとみた。タイトルに『三匹が斬る!』の残響、あとがきで時代劇と書いてあって納得。

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依頼された原稿

依頼されていた原稿があったので、それを書いていた。

別にお金になるでもなく、ただこういうものがあったら便利だよね、という発案から生まれたものなのだけれど、「それはいいですね」と二つ返事で引き受ける。書くのに苦労はしたけれど、大変楽しみました。無事入稿。

そろそろ大学の授業も終わります。僕は毎回百点の授業が出来る先生ではないのだけれど、授業は生ものだから面白いんだな、といつも思う。僕がそんなことを思っていたことを、僕の学生さんがいつか思い出してくれたらいいなあ。

Luzbel
ふたご座流星群、見に行くかどうか迷いつつ。フェイホーを読まなきゃいけないんだ。

過日友人と酒を飲む。にゃんカップというかわいいワンカップいりのお酒(カップ地酒)を、お店の在庫がなくなるまで飲む。空いたカップは洗ってお土産に持たせてくれた。かわいい。

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