« 2010年10月 | トップページ | 2010年12月 »

2010年11月

星のない冷蔵庫

スペインの作家Juan José Millásの短編集ともなんともいい難いショートショート的な回想が集められているLos objetos nos llaman
『ものが我々を呼ぶ』という本がある。多分新聞のコラムとして書かれたものではないかと思うのだけれど、まあそれはいい。その中の"Un misterio"「ひとつの謎」という話の中でº気になるフレーズがあった。
お母さんが鶏を一羽丸々買ったのだけれどその日の食卓には出ない。次の日も、その次の日も出てこない。どうしたことか、という話なのだけれど

En aquella época no se congelaban los alimentos, porque las neveras carecían de estrellas [...].

その時代、冷蔵庫には星が欠けていたので食料品を凍らせたりはしなかったのだから(・・・)。

という箇所。文脈からすると冷蔵庫の性能、機能の問題から食料品を冷凍保存することはなかった、ということなのだけれど星はなんだろう、と。

スペイン人の友人に聞くと、50年代から80年代くらいまで冷蔵庫には星のマークがついていて、その製品の性能を示していたそう。冷蔵庫(の冷凍部分)は食料保存よりも製氷機能として使われることが多かったそう。そういえば、日本の冷蔵庫も昔は冷凍庫がもっと小さかった気がする。さらにその友人が指摘したことには、冷凍機能がアップして女性の社会進出が進んだという。つまり冷凍食品が普及して、女性の家事負担が減った、ということらしい。面白い。

経験として知らないと、腑に落ちないことというのはたくさんある。スペイン語云々よりも、そちらを知ることのほうがよっぽど難しい。でも分かるとなんだか楽しい。

ところでこの本、来年の講読テキストに使おうと思っている。学生さんにちゃんと説明できるように今のうちに下調べをしておく。

|

CDをあと何十枚買うのか

amazonでも、mp3形式で音楽が販売されている。

500枚を越えたあたりからCDがかさばって邪魔だな、と思っていた。パソコンに取り込んで管理するか、と思いきややっぱりCDのまま再生することも多い。にしたって、物理的に色々無理がある。

CDのジャケットや歌詞カードはいらないものなのだろうか?自分はいると思っているけれど、聞いているときにあまり意識しないことも多いので、どうなんだろう。

とにかく、もう百枚買うことはないだろう。あと数十枚、なんじゃないか。そう思って今日も2枚買う。ついでに言うとレコードも買ったりするからタチ悪い。

|

秋に思う。

Blue_bird

犬は幸せ運んでくれるので、愛犬家にはまったく問題なく理解される看板。ある大学への道すがら。

学祭にいったのだけれど、僕も齢をとるはずだわ、と一回り違う学生さんたちの活気に思う。大学というのは素敵なところで、勉強も出来るし、勉強以外のことも色々出来る。そしておそらく役に立つのは後者かもしれないが、じゃあ前者をないがしろにしていいかというと、そうでもない。なので、そろそろ中間試験をします。ふふふ。

秋が来て、僕としてはとても嬉しい季節になろうとしている。懐かしい人にあったり、手紙を書いたりもらったり、様々なことを振り返る一方で、ちょっと新しいことをはじめてみようかしら、と思う。なみなみ注いでくれたズブロッカのロックをなめながら、午後の陽光の穏やかさの中で思う。

|

女子世界バレー 2010

女子世界バレーが楽しみ。

世代交代というほどのことはなくて、いつものメンバーなのだけれど、新しい選手を少しずつ入れていくところは、交代を意識しているのだろう(控えの選手の顔ぶれを見て、いなくなった選手のことを思う)。

チームプレーでありつつも個々の選手のコンディションは日ごとに違うので、試合ごとにベストのメンバーは違うはず。それに柔軟に対応できている気がする。とりわけ、テレビでも絶賛されていたけれど、迫田選手がすばらしい。

ここまで三連勝、二次リーグ行きが決まっている。ここからもぜひ頑張って欲しい。

|

« 2010年10月 | トップページ | 2010年12月 »